1961年の創業から、60年を超える歴史を持つニットファクトリー。
ファッショントレンドという流れに対応するため、その歴史の中で設備や技術を強化し、伸縮性のある素材や、伸縮性の異なる素材をきれいに縫うことのできる縫製力と、その設計図となるパターン力に高い評価を得ています。
ニットはきれいな目面にあげることのできるハイゲージを得意とし、セーターのみならず、パンツからコートまで様々な素材で「洋服」を仕立てることのできるヨーロッパスタイルのファクトリー。
近年では企画開発にも力を入れ、OEMからODM、自社ブランドなど企画・生産・販売までの機能を持つ新しいスタイルを目指し、そのフィールドを広げています。
2020年2月に三代目の代表に就任し、変わらず大事にしたいものは、創業者の祖父の代に作られたパンフレットに書かれていた「創る幸せ 着る幸せ」という言葉でした。
OEMを中心とした事業を継続してきましたが、お取引先様はもちろんのこと、最終的にお召しになるエンドユーザーの着る幸せをイメージすること。
そのために作るというお仕事があり、それはとても幸せなことで、その循環で成り立っているのだと再認識しました。
そして自社ブランドのスタートや、モノづくりのプロとして我々が直接産み出していく企画が増えてきたことで、作るも含めた「創る」という表現がとてもしっくりきています。
時代の流れだけでなく、工場とは常にサステイナブルである必要があります。
品質や納期はもちろん、感性も含めて、ご依頼やご期待にこたえ続けるためにも人、技術、設備、そして想いが持続していけるよう舵を取っていく。
続けること、続くことの価値や意味を伴っていきたいと思っています。
そうして受け継がれてきた60年をアップデートさせ、人、モノ、モノづくりが一貫した素敵なファクトリーとして、多くの人々の気持ちを幸せにする、価値ある1着を作り続けるため、日々洋服やファッション、モノづくりの可能性を追求し、技術と人間性を磨き続ける仲間と共に100周年を目指し、同時にこの水資源豊かな五泉というニット産地の素晴らしさを発信し続けていきたいと思います。
コート、ジャケット、ワンピース、スカート、パンツ、カーディガン、プルオーバーをはじめとしたニット製品のOEM・ODM生産を行っております。コンピューター制御の横編機、丸編機や特殊成形編機などの豊富な設備、そして国産ならではの高品質でロスの少ない生産管理技術であらゆるニーズにお応えします。
時代を読む感性とそれを具現化する一貫生産の技術力がウメダニットの持ち味。アパレル各社のパートナーとして、常に最善のご提案と付加価値の高い製品のご提供をお約束します。