Philosophy
私たちの出発点。ウメダニットは工場でありながら、工場だけではない。工業の理性と、工芸の執念。そのあいだを、私たちは模索し続けている。納期やコスト、再現性という現実を引き受けながら、その制約の中でしか辿り着けない美しさを探す。編み地の密度や縫い目の気配、働く人の空気、そして五泉という土地の水。そのすべてが、ニットの完成度に静かに作用している。We Are Industrial Artisans――その言葉の奥にある、私たちの自己定義。私たちは何者なのか。その輪郭を、ここから。
4 Core of Crafts
私たちの核。
ニットづくりは、糸を編むだけの仕事ではない。編み地を設計し、立体を構想し、縫いで整え、完成度を研ぎ澄ませていく。そのすべてが連動して、はじめて一着は成立する。テキスタイル開発、パターンメイキング、縫製、そして編み地の完成度。どれか一つではなく、四つが重なり合うことで生まれる精度がある。目には見えにくい工程の中にこそ、ウメダニットの美意識は宿っている。服をニット製品で終わらせず、完成された衣服へ引き上げるための核が、そこにある。
History
1961年創業の歴史。
UMEDA KNITは、1961年創業、60年以上の歴史を持つニットファクトリー。ニット産地・新潟県五泉市を拠点に、きれいな編地に仕上げることのできるハイゲージを強みとし、セーターにとどまらず、パンツやコートまで多様な素材で「洋服」を仕立てるヨーロッパスタイルを実践してきた。近年は企画開発にも力を注ぎ、OEMからODM、自社ブランドまでを手がけることで、企画・生産・販売を横断する新たな体制を構築。ものづくりの領域を拡張し続けている。