2020年2月に三代目の代表に就任し、変わらず大事にしたいものは、創業者の祖父の代に作られたパンフレットに書かれていた「創る幸せ 着る幸せ」という言葉でした。OEMを中心とした事業を継続してきましたが、お取引先様はもちろんのこと、最終的にお召しになるエンドユーザーの着る幸せをイメージすること。そのために作るというお仕事があり、それはとても幸せなことで、その循環で成り立っているのだと再認識しました。そして自社ブランドのスタートや、モノづくりのプロとして我々が直接産み出していく企画が増えてきたことで、作るも含めた「創る」という表現がとてもしっくりきています。
時代の流れだけでなく、工場とは常にサステイナブルである必要があります。品質や納期はもちろん、感性も含めて、ご依頼やご期待にこたえ続けるためにも人、技術、設備、そして想いが持続していけるよう舵を取っていく。続けること、続くことの価値や意味を伴っていきたいと思っています。
そうして受け継がれてきた60年をアップデートさせ、人、モノ、モノづくりが一貫した素敵なファクトリーとして、多くの人々の気持ちを幸せにする、価値ある1着を作り続けるため、日々洋服やファッション、モノづくりの可能性を追求し、技術と人間性を磨き続ける仲間と共に100周年を目指し、同時にこの水資源豊かな五泉というニット産地の素晴らしさを発信し続けていきたいと思います。